固体地球物理学ゼミナール(固体ゼミ)

概要

固体ゼミは、広く固体地球科学に関連したさまざまな分野の最近の研究や内外の文献を紹介し、かつ各人の研究発表等を行い、これらについて討論するセミナーです。 参加者は主に測地学・地震学・活構造学・熱学・火山学に関連する教員・大学院生・学部4回生です。 修士の学生については授業の単位に割り当てられていて、2年間の前期・後期で合計8単位を取得できます。 また、課題研究T3の一環で学部4回生にも聴講を推奨しているほか、毎年秋に固体ゼミの枠で課題研究T3の中間発表会を行っています。
なお、固体ゼミは原則として毎週木曜の3時限目の時間帯に、理学部1号館4階462で開催しています。 京都大学のコロナ対応レベルによっては、対面の代わりにZoom経由でゼミを実施することがあります。

発表までの流れ

毎年前期の初回に発表者や世話人を決定するほか、さまざまな事務連絡を行います。 固体ゼミに参加を希望される方は、前期初回に必ず参加してください。

発表者

  1. 発表前週の金曜日までに「名前・所属・学年・タイトル・要旨」を世話人Aにメールで送ります。
  2. 発表前に自分のPCとともに462に来て、事前にプロジェクターの接続テストをします。
    Zoom開催の場合、固体ゼミ開始時刻の15分前にZoomミーティングにログインし、Zoom接続テストを行います。
  3. 発表を行います。専門分野外の人たちも聴講しているので、専門知識を丁寧に説明するように心がけてください。
  4. 聴講者からの質問や意見に応対します。自身の今後の研究に役立ててください。

世話人

  1. メール対応をする「世話人A」と、ゼミ当日の対応をする「世話人B」を予め決めておきます。(前期の世話人はM2の2名に、後期の世話人はM1の2名にお願いしています。)
  2. 世話人Aは発表前週金曜までに発表者からの情報を集め、発表週月曜までにメーリングリストに情報を流します。
  3. 世話人Bは固体ゼミ開催前に462の鍵を開け、プロジェクター・空調・照明等を確かめます。
    Zoom開催の場合、世話人Bは固体ゼミ開始時刻の15分前にZoomミーティングにログインし、発表者のZoom接続状況を確認します。
  4. 世話人Bは固体ゼミ中の司会を担当し、出席や質問の状況を出席簿に記録します。

発表リスト(随時更新)

2021 (R3) 年度・後期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
1月27日 (予備日)
1月20日 (教授会のためお休み)
1月13日 石橋 (熱学・M1): 阿蘇噴火前後における地下比抵抗分布の推移
大畠 (測地・M1): 長期的スロースリップの再来間隔に関する研究
1月06日 梨元 (熱学・M1): Monoplottingを用いた熱赤外画像の補正方法
増田 (地震・M1): 階層パッチ構造をもつ動的破壊シミュレーションを用いた地震の震源パラメータのスケール法則の検証
12月30日 (年末年始のためお休み)
12月23日 伊藤 (地震・M1): 不均質な摩擦パラメータを伴う断層におけるb値の時間変化
若林 (測地・M1): バネ式相対重力計におけるスケールファクターの読取値依存性
12月16日 (教授会およびAGU Fall Meetingのためお休み)
12月09日 大久保 (熱学・M1): 阿蘇カルデラ周辺の地殻変動について
12月02日 青木 (地震・M1): 動的破壊モデルから考察する複雑な断層形状がもたらす 条線への影響
服部 (熱学・M1): 地下水中での圧力変動に起因する二酸化炭素気泡の成長
11月25日 足立 (地震・B4): Adjoint tomographyを用いたニュージーランド北島北東沖の付加体構造の理解に向けて
伊藤 (熱学・B4): スパース磁気インバージョンコードの作成:ADMMの実装と実データへの適用
11月18日 (教授会および測地学会のためお休み)
11月11日 隠岐 (測地・B4): 水文学的陸水モデルを用いた桜島と胆沢扇状地の陸水分布の推定
11月04日 緒方 (活構造・B4): 固体圧変形試験機による高温高圧下での蛇紋岩の脱水変形実験
阪口 (地震・B4): 熊本地震で観測されたTEC(Total Electron Content)のモデリングに向けて
10月28日 宇野 (熱学・B4): 阿蘇火山の噴火における噴石軌道の計算
野口 (地震・B4): 2013.8.18桜島噴火時のモーメントテンソル解の推定
10月21日 (教授会および火山学会のためお休み)
10月14日 (地震学会のためお休み)
10月07日 小松 (熱学・B4): 阿蘇火山でのA型地震を用いた噴火プロセスの推定
八木 (測地・B4): 桜島火山の上下変位分布について
 

2021 (R3) 年度・前期

2021年度前期の固体ゼミは、「スロー地震、火山性・非火山性微動とそれらのメカニズム」というテーマで、M1・M2による論文紹介を行いました。

月日 発表者(所属・学年): タイトル
7月29日 若林 (測地・M1) & 大久保 (熱学・M1):
Niu and Song (JVGR, 2020): Real-time and in-situ assessment of conduit permeability through diverse long-period tremors beneath Aso volcano, Japan
7月08日 小澤 (熱学・M2) & 樋口 (熱学・M2):
Seropian et al. (Nature Communications, 2021): A review framework of how earthquakes trigger volcanic eruptions
7月01日 梨元 (熱学・M1) & 菅原 (熱学・M2):
Gestrich et al. (JGR Solid Earth, 2020): A Physical Model for Volcanic Eruption Tremor
6月24日 青木 (地震・M1) & 大畠 (測地・M1):
Behr and Burgmann (Philosophical Transactions A, 2021): What’s down there? The structures, materials and environment of deep-seated slow slip and tremor
6月10日 伊東 (地震・M1) & 田村 (測地・M2):
Im et al. (Nature Geoscience, 2020): Slip-rate-dependent friction as a universal mechanism for slow slip events
5月13日 ①古家 (地震・M2):
Ide (Nature, 2007): A scaling law for slow earthquakes

②増田 (地震・M1):
Michel et al. (Nature, 2020): Similar scaling laws for earthquakes and Cascadia slow-slip events
5月06日 ①服部 (熱学・M1):
Warren-Smith et al. (Nature Geoscience, 2018): Episodic stress and fluid pressure cycling in subducting oceanic crust during slow slip

②石山 (地震・M2):
Gosselin et al. (Science Advances, 2020): Seismic evidence for megathrust fault-valve behavior during episodic tremor and slip
4月22日 金子 (教員の模範発表):
Burgmann (EPSL, 2018): The geophysics, geology and mechanics of slow fault slip
4月08日 初回ガイダンス
 

2020 (R2) 年度・後期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
1月28日 小出 (測地・B4): 2015年桜島ダイク貫入イベントにおける地殻変動場の地形効果について
1月14日 石山 (地震・M1): 機械学習を用いた摩擦パラメータの時間変化の推定
田村 (測地・M1): 数値シミュレーションでみるスロースリップと地震
1月7日 小澤 (熱学・M1): 2015年10月23日のマグマ水蒸気爆発発生前にみられた空振パルスの波形解析
岩崎 (地震・M1): 北極域外核-内核境界付近における地震学的構造の推定について
12月24日 菅原 (熱学・M1): 断層運動が阿蘇火山のマグマだまりに与える影響について
古家 (地震・M1): (タイトル情報なし)
12月10日 石橋 (熱学・B4): ACTIVE観測による阿蘇火山の地下構造の推定
樋口 (熱学・M1): 阿蘇火山におけるマグマ水蒸気噴火および爆発的噴火のメカニズム推定に向けて
12月3日 伊東 (地震・B4): 不均質な断層摩擦パラメータが前震発生過程に及ぼす影響について
増田 (地震・B4): 階層構造モデルに基づくマルチスケールの地震動的破壊の説明に向けて
11月26日 大畠 (測地・B4): 固着域が長期的SSEにあたえる影響について ~日向灘・豊後水道・四国西部SSEでの検証~
11月12日 大久保 (熱学・B4): 阿蘇カルデラ周辺の地殻変動について
梨元 (熱学・B4): 火道流モデルによるブルカノ式噴火の前駆過程のモデル計算
11月5日 青木 (地震・B4): 震源断層の形状が断層条線の湾曲方向に及ぼす影響について
野末 (測地・B4): 粘弾性モデルにおける地殻変動の計算に向けて
10月1日 若林 (測地・B4): 相対重力計のSF推定
 

2020 (R2) 年度・前期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
7月30日 石川 (測地・M2): 東北地震に伴う地殻変動を潮位変化から把握する:千葉県勝浦験潮場の潮位データ解析例
石山 (地震・M1): 実験及びシミュレーション環境下での断層運動に関する地震学的パラメータの研究
7月9日 大柳 (測地・M2): 桜島火山における長期的重力増加
岩崎 (地震・M1): 北極域外核-内核境界付近における地震学的構造の推定について
7月2日 奥出 (活構造・M2): 蛇紋岩の組織と力学物性
樋口 (熱学・M1): 2016年阿蘇山噴火における爆発地震の発震機構推定に向けて
6月18日 駒野 (測地・M2): 10年分のGNSSデータを用いた琉球弧南西部のSSEに関するインバージョン解析
田村 (測地・M1): 断層面摩擦パラメータ空間分布の推定手法に関する研究
6月11日 武田 (地震・M2): 日本国内で発生した大地震に伴う遠方誘発地震
菅原 (熱学・M1): 断層運動が阿蘇山地下のマグマだまりに与える影響について
6月4日 田中 (熱学・M2): 阿蘇火山における高周波微動について
永江 (熱学・M1): 2018年大阪府北部の地震の地震活動について-臨時観測網を用いた震源決定-
5月28日 鄭 (地震・M2): 地震データの補完とそれを用いて北海道胆東地震と山形県沖地震での応用
古家 (地震・M1): 2000年以降日本列島で起きたM6.0以上の地震の余震の起こり方の特徴について
5月14日 福島 (熱学・M2): 2016年熊本地震に伴う地下水位の潮汐応答の変化
小澤 (熱学・M1): 2015年10月23日のマグマ水蒸気爆発発生前にみられた空振パルスの波形解析
5月7日 初回ガイダンス
 

2019 (H31,R1) 年度・後期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
2月6日 奥出 (活構造・M1): やや深発地震と蛇紋岩について
福留 (活構造・M1): 強震波形記録の自己相関関数による地下構造解析
1月9日 石川 (測地・M1): 東北地震に伴う地殻変動を潮位変化から把握する:千葉県勝浦験潮場の潮位データ解析例
田中 (熱学・M1): 阿蘇火山において見られた長周期微動と共に発生する高周波微動の震源位置について
12月12日 大柳 (測地・M1): 繰り返し相対重力観測で明らかになった桜島火山における1990年代以降の重力時空間変化
駒野 (測地・M1): 10年分のGNSSデータを用いた琉球弧南西部のSSEに関するインバージョン解析
12月5日 鄭 (地震・M2): 地震データの補完とそれを用いて北海道胆東地震での応用
武田 (地震・M1): 日本国内で発生した大地震に伴う遠方誘発地震
11月28日 岩崎 (地震・B4): 北極域におけるICB周辺の地震学的構造の推定
岡田 (測地・B4): Lacoste型相対重力計における器械傾斜の数値化手法の開発
11月14日 萬年 一剛 (神奈川県温泉地学研究所 主任研究員): 活火山箱根の発見
11月7日 石山 (地震・B4): 機械学習による速度状態依存摩擦則におけるパラメータ推定
古家 (地震・B4): 余震活動と熱流の関係性を手掛かりとした地震予測に向けて
10月24日 小澤 (熱学・B4): 阿蘇山の2015年10月23日の噴火の前駆活動
樋口 (熱学・B4): 長周期地震波形を用いた阿蘇山爆発地震の震源メカニズム推定に向けて
10月10日 菅原 (熱学・B4): 断層変位がマグマだまりに与える影響について
吉田 (測地・B4): SSEすべり域の推定について:先行研究の紹介と今後の方針
10月3日 田村 (測地・B4): 摩擦パラメータ空間分布の推定手法の構築に向けて ~南海トラフへの適用~
細野 (測地・B4): 屋外での重力勾配観測
 

2019 (H31,R1) 年度・前期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
7月25日 施(測地・M2): 独立成分分析による南極大陸でのGIAと氷床変動の分離の試み
福留(活構造・M1): 強震波形記録の自己相関による地下構造解析
7月11日 中林(地震・M2): Hi-net観測データを用いた熊本地方の地震群のRupture Directivityの推定
奥出(活構造・M1): やや深発地震と蛇紋岩について
7月4日 宮内(測地・M2): 相対重力計で観測された阿蘇火山周辺における重力時間変化
鄭(地震・M1): 地震データの補完とそれを用いて北海道胆東地震での応用
6月27日 内田(熱学・M2): レシーバ関数解析を用いた九州南部の地殻・上部マントル構造の推定
駒野(測地・M1): 琉球弧南西部のSSEに関するGNSSデータ解析
6月13日 真鍋(地震・M2): 東北地方内陸でのb値の時間変化
大柳(測地・M1): 繰り返し相対重力観測で明らかになった桜島火山における1990年代以降の重力時空間変化
6月6日 木村(熱学・M2): 阿蘇火山周辺での地震波速度構造と減衰構造の推定に向けて
武田(地震・M1): 日本国内で発生した大地震に伴う遠方誘発地震
5月23日 島津(活構造・M2): 狩野川断層の変動地形
石川(測地・M1): 千葉県勝浦における東北地方太平洋沖地震前後の潮位から推定した地殻変動
5月9日 田中(熱学・M1): 阿蘇火山における孤立型微動の震源決定に向けて
4月11日 初回ガイダンス
 

2018 (H30) 年度・後期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
1月24日 真鍋直(地震・M1): 西南日本での地震活動と南海トラフ巨大地震との関係
1月10日 ZHENG YI(地震・M1): Variations in earthquake-size distribution across different stress regimes (論文紹介) Danijel Schorlemmer1, Stefan Wiemer1 & Max Wyss Vol 437|22 September 2005|doi:10.1038/nature04094
施天焔(測地・M1): Exploration of the capability of the independent component analysis (ICA) method for GIA signal separation in GRACE data
12月27日 中林祐樹(地震・M1): Hi-net観測データを用いた熊本地方の地震群のRupture Directivityの推定
宮内佑典(測地・M1): 相対重力計で観測された阿蘇火山周辺における重力時間変化
12月13日 木村育磨(熱学・M1): 九州中部の火山地域における減衰構造の推定に向けて
12月6日 島津颯斗(活構造・M1): 狩野川断層の変動地形
内田雅喜(熱学・M1): レシーバ関数解析を用いた九州南部の沈み込み帯構造推定
11月29日 高柳翔一(測地・B4): 垂直重力勾配の高精度補正
田中裕隆(熱学・B4): 阿蘇山の孤立型微動の震源決定に向けて
11月8日 栗原悠宇希(地震・B4): 非平面断層における動的破壊の3次元シミュレーション
佐藤宏樹(熱学・B4): リストヴェナイトの流体包有物の観察
11月1日 福留脩太(活構造・B4): 地形から見た花折断層の運動性質
武田裕輝(地震・B4): 大分地域における世界の巨大地震に伴う遠方誘発地震
10月25日 森祐太朗(測地・B4): 弧-海溝系におけるプレート定常沈み込みによる地形形成の数値モデリング
石川慶(測地・B4): 験潮データの平滑化手法を用いた重力ポテンシャル値の推定
10月4日 大柳諒(測地・B4): 桜島での相対重力測定と質量移動の推定
駒野和基(測地・B4): 琉球弧南西部のSSEによる地殻変動解析
 

2018 (H30) 年度・前期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
7月12日 中林祐樹(地震・M1): Hi-net観測データを用いた熊本地方の地震群のRupture Directivityの推定
瀧下恒星(熱学・M1): Parsivelでの火山灰観測に基づく火山灰移流過程の研究
7月5日 施天焔(測地・M1): Exploration of the capability of the independent component analysis (ICA) method for GIA signal separation in GRACE data
真鍋直(地震・M1): 西南日本での地震活動と南海トラフ巨大地震との関係
6月28日 宮内佑典(測地・M1): 相対重力計で観測された阿蘇火山周辺における重力時間変化
内田雅喜(熱学・M1): レシーバ関数解析を用いた南九州下の構造推定に向けて
6月14日 島津颯斗(活構造・M1): 活断層と火山の関係〜伊豆周辺地域を例として〜
木村育磨(熱学・M1): 九州中部地域における3次元地震波減衰構造の推定に向けて
6月7日 我如古卓矢(地震・M2): データ同化を用いた津波伝播の推定
横井貴稔(測地・M2): 豊後水道における長期的及び短期的スロースリップの推定
5月31日 大畑祐樹(地震・M2): スラブ内地震の実体波スペクトル解析から考える太平洋西部のスラブの特徴
柳浜万里(地震・M2): 機械学習・深層学習を用いた地震予測手法の開発
5月10日 清水以知子(活構造・准教授): 東北沖プレート境界断層のレオロジーとアスペリティーの実体
4月26日 谷協至(熱学・M2): 阿蘇山の爆発的噴火に先行する長周期パルス(LPP)について
4月12日 初回ガイダンス
 

2017 (H29) 年度・後期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
1月18日 清山功太郎(活構造・B4): シュードタキライトのFTIR分析
1月11日 島津颯斗(活構造・B4): 活断層と火山の関係
12月14日 木村育磨(熱学・B4): 阿蘇および別府地域における地震波減衰構造の推定に向けて
12月7日 宮内佑典(測地・B4): CG-5相対重力計による阿蘇地域の重力値の観測
11月30日 藤田萌実(測地・B4): 西南日本における応力解放に伴う地殻変動の検出 - 小規模なスロースリップの検出に向けて-
11月9日 中林祐樹(地震・B4): Hi-net観測データを用いた熊本地方の地震群のRupture Directivityの推定
11月2日 真鍋直(地震・B4): 熊本地震におけるp値とb値の空間変化
10月12日 安藤慧(測地・B4): GPS-TECデータを用いた震源解析に向けて
10月5日 瀧下恒星(熱学・B4): Parsivelを用いた火山灰のリアルタイム観測
 

2017 (H29) 年度・前期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
7月27日 横井貴稔(測地・M1): MCMKFを用いた豊後水道における長期的及び短期的スロースリップの同時推定
7月13日 我如古卓矢(地震・M1): データ同化を用いた津波伝播の推定
谷協至(熱学・M1): 阿蘇山の爆発的噴火に先行する長周期パルス(LPP)について
7月6日 大畑祐樹(地震・M1): スラブ内地震を用いたプレートの不均質構造の推定
柳浜万里(地震・M1): 日本列島の地震活動及び誘発地震について
6月29日 黒川俊哉(熱学・M2): 斜面崩壊発生箇所の誘因による地形的観点からの比較~阿蘇山を例に~
笛田凌史(活構造・M2): 花折断層の運動性質とその活動性
Joseph Clancy White (Department of Earth Sciences, University of New Brunswick): Spines, Seismicity and Slickensides: Fault processes during extrusion of Mt. St. Helens lava domes, 2004-06
6月22日 栗原剛志(熱学・M2): 桜島の火山活動に伴う地盤変動と重力値変化
岡崎健人(熱学M2): 溶岩流地形を用いたマグマ噴出時の粘性率の推定
6月8日 石井杏佳(熱学・M2): スラグ上昇・破裂モデルを用いた阿蘇火山ストロンボリ式噴火発生機構の解明
関淳平(地震・M2): スペクトル要素法による地震サイクルシミュレーション手法の開発
6月1日 Francesco Grigoli (ETH-Zurich, Swiss Seismological Service (SED)): Full-waveform methods in seismic monitoring operations
5月11日 長縄和洋(測地・M2): アラスカ南東部における現代氷河の融解による隆起現象について
小川幸輝(熱学・M2): 別府温泉地域におけるCO2flux値の分布
4月27日 平良真純(測地・M2): 桜島の長期重力変動
錦織健人(地震・M2): データ同化を用いたSSE発生域の摩擦パラメータ推定
4月13日 初回ガイダンス
 

2016 (H28) 年度・後期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
1月26日 大野遼(活構造・B4): 布田川断層沿いの横ずれ変位地形
星野宏行(測地・M2): 震央付近での地震後海底地殻変動データは地震時すべり分布の推定結果を向上させるか?
1月12日 近藤誠(活構造・B4): 2016年Mw7.1熊本地震の震源断層:布田川地震断層のセン断構造解析
12月22日 我如古卓矢(地震・B4): アンサンブルカルマンフィルタを用いた津波の伝播の解析
12月8日 谷協至(熱学・B4): 阿蘇山の爆発的噴火に伴う長周期パルスの分析
12月1日 大畑祐樹(地震・B4): 深発地震波形とスラブ沈み込み角の関係
11月24日 横井貴稔(測地・B4): 南海トラフにおける固着と豊後水道におけるスロースリップイベントの関係
11月10日 草場理志(地震・B4): 熊本地震におけるb値変動
10月27日 横山智也(測地・B4): アラスカ南東部における重力時間変化について
10月13日 三宅雄紀(地震・B4): 熊本地震において前震後の余効変動が本震をトリガリングした可能性の検証
 

2016 (H28) 年度・前期

月日 発表者(所属・学年): タイトル
7月14日 錦織健人(地震・M1): データ同化を用いたプレート境界面の摩擦パラメータ推定
平良真純(測地・M1): 桜島の長期重力変動
6月30日 黒川俊哉(活構造・M1): 熊本地震による斜面崩壊
長縄和洋(測地・M1): アラスカ南東部における現代氷河の融解による隆起現象について
6月23日 石井杏佳(熱学・M1): 阿蘇火山におけるストロンボリ式噴火の発生深度
関淳平(地震・M1): スペクトル要素法による地震サイクルシミュレーション手法の開発
6月9日 栗原剛志(熱学・M1): 桜島火山の噴火前後における相対重力連続観測:噴火前後の短期的な重力変化
小川幸輝(熱学・M1): 別府扇状地南部における地下温度分布の継時変化、及び同地域におけるCO2fluxの測定
6月2日 尾崎勇吾(地震・M2): 間隙流体圧の時間変化を考慮した準動的地震サイクルシミュレーション 離散セルモデル
岡崎健人(熱学・M1): 地形および化学組成による溶岩流の粘性率の推定
5月12日 笛田凌史(活構造・M2): 花折断層の変位センスについて
日向洋(熱学・M3): LIDAR観測による火山噴出物の散乱特性
4月28日 市村美沙(熱学・M2): 阿蘇火山下浅部における三次元Q値構造推定
4月14日 初回ガイダンス