IIAS竹本修三フェロー研究会「京大地球物理学研究の百年(その3)」(2010年2月13日)


研究会『京大地球物理学研究の百年(その3)』
開会挨拶  竹本修三


 ご存知のように、志田順先生が1909年に京都に赴任され、地球物理学研究を始められてから、今年がちょうど百周年にあたります。これを機会に京大地球物理学の百年の研究の軌跡を振り返ってみるのは有意義であると考え、けいはんな学研都市にある国際高等研究所(所長:尾池和夫)(http://www.iias.or.jp/)において、2009年6月27日と同年11月7日に「京大地球物理学研究の百年」の研究会を開催いたしました。6月27日の第1回研究会のWeb版集録は、田中寅夫同窓会長及び関係者の皆様のご好意により、地物同窓会のホームページの下に貼り付けていただきましたので、下記をご覧ください。
研究会「京大地球物理学研究の百年(その1)」
また、11月7日の第2回研究会のWeb版集録も同様な方法で近日中に公開させていただく予定です。
研究会「京大地球物理学研究の百年(その2)」
 このたび、地球物理学教室同窓会が2010年2月13日(土)に開催されるのに合わせて、同窓会に先立ち、同日の10:00〜13:00の時間帯に「京大地球物理学研究百年」の第3回研究会を開催させていただくことになりました。前2回の国際高等研における研究会は、主に過去の歴史を振り返るものでしたが、第3回研究会は、現職の教授の先生方に、それぞれの分野の現在の到達点と将来の展望を語っていただきたいと考えております。海洋分野に関しては、前回、淡路敏之先生に、「データ同化によるバーチャル海洋づくり」という最新のお話をしていただきましたので、本日は、固体地球物理学分野の福田洋一先生、大気圏物理学分野の余田成男先生、それから、太陽惑星系分野の町田 忍先生に、それぞれの分野における現状の到達点と将来の展望について、お話いただきたいと存じます。  それでは福田先生、最初に固体地球物理学分野のお話をお願いいたします。



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