題名 | 担当教員 | 分野 | 前提 | 定員 |
数値モデルを自作してみよう 【PDFファイル】 |
里村雄彦 | 流体一般 | FORTRANをホンの少しは知っている事。プログラム作成の経験は無くても良い | 3名 |
流体数値モデルの作成について基礎の基礎から始め、最後にはそれなりの流体数値モデルを自作できるようになります | ||||
海洋力学演習 【PDFファイル】 |
吉川 裕 | 海洋物理学 | 計算地球物理学で行う程度のFortranの基礎知識 | 3名 |
演習を通じて海洋運動を支配する基礎力学と、その理解の手助けとなる数値実験の基本を習得することを目指す。一見不思議な海洋現象の原因を調べ解明するプロセスを通じて、自然科学の楽しみを体験する事も目指す。 | ||||
地球の南北熱エネルギー輸送において海洋の担う役割を評価する 【PDFファイル】 |
根田昌典 | 海洋 | 課題演習DBの履修 | 4名 |
既存の海洋観測データと衛星観測データなどを用いて海洋の南北熱輸送量を算出する。スベルドラップ輸送量との比較や水隗分布との関係などについての議論を通じて、気圏水圏における熱エネルギーの再分配過程のなかで海洋の果たす役割を評価する。 | ||||
気象学総合演習 | 余田成男 石岡圭一 内藤陽子 石川裕彦(防災研) |
気象 | 課題演習DB, 計算地球物理学・同演習, 地球連続体力学など | 5名 |
以下の4つの内容に関する演習を行い、気象学の様々な研究手法に触れることを目的とする。(1)大気境界層観測法入門:先端エレクトロニクス技術に根ざしたフィールド観測法により、接地境界層内の乱流輸送が時間変動する様子を認識する。(2)地球化学的観測法入門:大気現象の化学的側面の基礎を実習を通して学ぶ。実習は地球熱学研究施設で集中的に行う予定。(3)全球気象データ解析法入門:時空間4次元データの解析法を学び、大気大循環および波動・擾乱の実態を把握する。(4)数値計算法・実験法入門:気象学・地球流体力学で用いる微分方程式の数値解法を学び、いくつかの具体的な初期値・境界値問題を解いて、その基本的力学を理解する。 | ||||
電磁場で見る太陽風-磁気圏相互作用と地球内部電気伝導度構造 【PDFファイル】 |
家森俊彦 竹田雅彦 能勢正仁 |
太陽地球系物理学・地球電磁気学 | 特になし | 6名 |
電磁場は宇宙空間および地球内部を探る有力な手段である。この課題演習では前半に太陽風-磁気圏現象の調査、後半に地球内部構造の推定を行う。 [前半] 太陽風プラズマが地球磁気圏に引き起こす様々な現象には、地磁気脈動として観測されるMHD波動現象を伴うことが多い。この演習では、太陽風の状況によりどのような種類の地磁気脈動が観測されるかを調べ、太陽風-磁気圏相互作用のプロセスを理解する。具体的には、スペクトル解析の手法を用いて、地磁気観測データに含まれる脈動のスペクトルと太陽風観測データとの関係を調べる。 [後半] 磁場は電流によって作られるので、地磁気変化の場所や成分による違いは地球内部に誘導される電流の効果を通して地球内部電気伝導度分布の情報を含んでいる。ここでは地球外部起源の地磁気変化が、地球内部にどのような誘導電流を流しそれが地上でどのような地磁気変化をつくるかを学習し、データ解析例として電気伝導度の水平方向の不均一性の目安となる誘導ベクトルを地磁気データから求める。 |
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プラズマ・磁場の測定から捉える太陽地球惑星系の変動 【PDFファイル】 |
齊藤昭則 藤 浩明 |
太陽惑星系電磁気学 | 課題演習DB の履修 | 4名 |
太陽系内の惑星間空間や惑星大気に存在するプラズマ(電子およびイオン)や磁場の測定から捉える事ができる太陽地球惑星系の変動に関する演習を行う。具体的には、測定手法の原理やダイナモ作用、プラズマと電磁波に関する基礎的理論を習得し、得られた測定データをもとにしたデータ解析を行い変動を解き明かす。 |