拡大幹事会議事要旨
日時:2008年11月8日(土)午後5時18分〜7時20分
場所:京都大学百周年時計台記念館 会議室W
出席者:会長;田中寅夫、副会長;岩崎好規、会計;福田洋一、総務;諏訪 浩、
監査;田中良和、名誉会長、山元龍三郎、幹事;竹本修三、徳田八郎衛
配布資料:1.京都大学地球物理学教室同窓会 拡大幹事(岩崎副会長)
2.2008年 同窓会収支(福田会計)
3.地球物理学教室同窓会ホームページ【梗概】(田中寅)
議事:岩崎副会長の司会により、配布資料1.に従って議事が進められた。
最初に簡単に近況報告を行った。
最初に、それぞれ各自簡単な自己紹介と近況報告などを行った。
○会長の更迭をお願いしたい。HPはあまり見られていないのではないか。内容は電子ファイルに蓄積して行きたい。岐山会の活動には刺激を受けた。教室の教員について調べる宿題は、古い理学部同朋会員名簿と学事要項を少し調べた。古い職員録の調べたい。松山基範先生は志田先生の助教授になられたとは知らなかった。
○海洋教室では10年ほど前から隔年で同窓会を開催しています。同窓会の名称を「洛洋会」といいます。今年の6月に第5回を開催しました。およそ50名集まりました。鳥羽良明先生と今脇資郎先生によるお話(講演)がありました。
○松山基範先生の顕彰事業に関連して、先輩の功績をどこかにとどめておくことは大事なことであると感じている。Berkeleyの大学院では参加自由のopen 講座をやっていた。同窓会でもオープン・レクチャーを一年4回くらいやってそれを同窓会誌に掲載してはどうか。
○ハワイ日米協会に関係しているがやはりhistorianが大切である。全てがoutsourciになっているが、これでは性善説に頼ってしまっている。アメリカでもわが国でにでも、経済にこだわりすぎ、外部に頼りすぎている。
○仕事は全部やめた。春秋講義で淡路先生の興味深い話を聞いたが、同窓会総会でもお話をお願いしたい。
○当方は同じ話でもいいが。上に関連したはなしでもよいのでは?
○若い人の興味を引くことが重要。若い人の興味を引く仕事をしたいと物理学実験を指導している。
○教室関連の報告をしたい。4月以降の人事については、4月1日付け宮崎真一准教授着任(固体地球物理学分野で採用)。GCOEにおいては地球科学関係でヒヤリングまで呼ばれた(東大は呼ばれなかった)が、最終的には漏れた。京大では物理が1位、数学2位。輻合プログラム(Hubプログラム)では博士課程の学生をいかに支援するかが課題であり、「沈み込み」と「大気関係」を主題として12月に眞鍋博士を招いてkick-off symposiumを実施する。なお、このプログラムに専任教員は無い。余田教授と久家准教授、地鉱からは平島教授と竹村教授が中心となって推進する。外部資金の獲得をめざす。国内の教育プログラムを進めるが、予算のバックアップはない。その他人事については大気物理学大講座で准教授を採りたい。図書の人を必要とするが日々雇用(5年を超えて再雇用はできない)になる。あと1年残っているが、地鉱の人は停年で退職した。その後人材は配置できない。金が払えず予算不足である。事務関係では正規職員1名、補助1名の形である。
○それは図書の崩壊である。臨時の形でもちゃんと人を雇うことが欠かせない。重要なことまで、考えることまでoutsourcingでは大学の崩壊だ。
○地鉱一緒になる。電子ジャーナルへの移行は避けられない。出版社も出している。
○阿武山の地震データも電子化すれば役に立つと思うが、誰が使うか?役に立つか?
○9月にはIUGGの地球潮汐委員会の前委員長として、国際地球潮汐シンポジウムへ出席した。11月にはタイのチェンマイで開催される”Geophysics of Chengmai” でタイへの貢献を話す。先輩は健在である。
○JICAへ専任で入ることが大切である。
議事:@来年の総会について
○21日でもいいのではないか。7日は修論発表の前であり、14日(土)は尾池前学長の都合が悪ければ21日も可能である。題目は大学行政の話はどうか。お任せしてはどうか。
○ 退職される教員はないので、温暖化の問題は何か?どこまで分かっているのか、何が分からないのか?などのdebateをやってはどうか。誰にお願いするか。コンビナーは誰がよいか。
○ ○debateでは部内、地球惑星科学の内部で企画してもらうことが必要。
○まず、21日を決定すること。そして教室で実施のための世話人1名を決めてもらう。
○3つのtopicsと言うことで3人に話してもらえれば、3人、二時間でよかろう。
○「副題は地球温暖化に関わる三つの謎」ではどうか。
A同窓会の略称について
○昨年の懇親会で尾池総長(当時)から「志田会」が提案されたがどうか。
○学会賞などでは功績のあった先輩会員の寄付を受けてその名前を冠した賞が通例のようであるが、同窓会では地名などに因む名前が付けられている。
○「志田会」だけでは他の先生もあり、もう一言つけないと分からない。
○逆に、志田とは何かと若い人が調べるとか、役に立つ。
○高齢者と若い人の意識にギャップがある。先ほどご紹介した海洋教室同窓会の名称「洛洋会」は、京の都を指す「洛」と海を表す「洋」からなります。
以上の意見交換の結果、
◎総会開催は2月21日(土)午後とし、場所、時間、懇親会などについては教室への依頼などを含め、福田会計にお願いする。
◎特別講演の題目などについては田中(寅)が尾池前総長と相談して進める。
◎公開講演(debate)の企画・実施は岩崎副会長と教室の担当教員にお願いする。公開講演(debate)の地球物理学教室への申し入れは、福田会計にお願いする。
◎略称については、総会で
@ 志田会、A地物志田会、Bたとえば白川会、Cその他、
を提案して議論をしてもらい、2年後の総会で決定する。
◎役員改選については、継続で提案をする。反対があれば対案を出してもらう。提案がなければそのままで承認を受ける。
◎次回、平成21年11月14日(土)のホームカミングデイは、大体今年と似た形で、拡大幹事会を開く。
以上を決めて散会した。